じんわりと甘さが広がる和コーヒー ルワンダ第2弾はウォッシュトプロセスのコーヒーをご紹介します。 今回のルワンダは瑞々しい酸味とまろやかな甘さを伴うみかんのようなニュアンスがあり、その味わいはさながら清見オレンジのようです。 その他にもアプリコットやビワにも似た果実感やきび糖のような甘さがあり、和紅茶のようにまろやかで穏やかな余韻が続く素晴らしいコーヒーです。 NkaraCWSはMbilimaCWSと同じくDukund Kawa Musasa協同組合に属しています。 Nkara地区は、連続する丘に挟まれた年間を通して涼しい気候に位置するため、コーヒーチェリーは身が詰まり、 豊かなフレーバーや甘さが発達します。 コーヒーチェリーはアフリカンテーブルの上で選別後、フローターでの選別を行い、パルピングや水を利用した比重選別が厳しく行われているため欠点豆が極めて少なくなっています。 その後、ウエット状態~乾燥中にもハンドピックを実施し、パーチメントは天日干しで約24日間かけて行われます。 In the second installment of Rwanda, we will introduce washed-processed coffee. This Rwanda coffee has...
季節のように移り行く風味 毎年のように買付けているハイメさんのコーヒー。今年は彼の代名詞とも言えるパカマラ種をリリース致します。 口に含むとブラッドオレンジやプラムに似たジューシーで明るい甘酸っぱさに身も心も満たされます。 冷めてくると煎茶のような味わいにも変化していきますが、透明かつ重厚な旨味はまるで玉露です。 ブラウンシュガーやキャラメルのような余韻が長く続き、何度でも楽しめる素晴らしいコーヒーです。 サンイグナシオ市の中心地から車で20分ほど進んだところにドンハイメ農園はあります。 農園主のハイメさんはとても研究熱心で、全てのプロセスで様々な工夫を施し、多くのマイクロロットを生産されています。 その熱心さから、自宅の屋上に遮光カーテンを取り付けた乾燥棚を作り、ゆっくりと乾燥が進むように攪拌を繰り返しながら水分値を下げていきます。 この乾燥工程が結果を出しており、2年前には新たに同じシステムを進化させた3段式の乾燥棚を建設し、乾燥の進行に合わせて日光の量を減らしながら乾燥を行っています。 I buy Jaime's coffee almost every year. This year, we will release his signature Pacamara variety. When you...
豊かな味わいに満たされる特別な一杯 エクアドルで開発された希少品種「シドラ種」の栽培を手掛けるファウスト・ロモさんのコーヒーを紹介します。 シドラ種の特徴でもある赤リンゴの味わいや、マンダリンオレンジのような柑橘の風味が蜂蜜の甘やかさと共に口の中を満たします。 冷めてくるとアールグレイティーのニュアンスも現れ、味わいの豊かさや移り変わりを存分に感じることができる素晴らしいコーヒーです。 ファウスト・ロモさんはエクアドルCOE2024の14位受賞者。コーヒー生産者になる前、彼は牛乳生産者として働いていました。ファウストさんの叔父は彼にコーヒー栽培に挑戦するよう勧め、後に彼の代名詞となるオリジナルのシドラの種をプレゼントしました。最初の収穫の後、ファウストさんはコーヒーの虜になり、現在は3ヘクタールの農場Finca La Carolinaで、子供たちと一緒に独特の品種のアラビカシドラを栽培しています。 We are releasing coffee from Fausto Romo, who cultivates the rare Sidra variety developed in Ecuador. The red apple flavor,...