トロっと、じゅわっと、スルスルと。 数年前にも取り扱ったことのあるケニアのコーヒーをご紹介。 今回のケニアはルイボスティーやセイロンティーを思わせる紅茶の印象と、文旦のような柑橘の味わいに蜂蜜を溶け合わせたような甘さがじゅわじゅわと口の中に広がります。 冷めてくると、黄桃やマンゴーといったトロピカルフルーツのトロッとした甘さと質感も見受けられる素晴らしいコーヒーです。 このコーヒを生産しているケニアコフは、ケニアの小規模生産者とロースターをつなげる役割を果たすマーケティングエージェントであり、ドライミルであり、エクスポーターです。 ケニアコフはカハワ・ボラ社というドライミルを所有しており、小規模生産者や協同組合のハブとなっています。 ケニアの小規模生産者が生産できる量は、パーチメントで50袋に満たず、これまでそのような小さなロットは混ぜて大きなロットに統合されていましたが、カハワ・ボラ社は1袋からマイクロロットを管理し、トレーサビリティの確保に努めています。 We will introduce a Kenyan coffee that we handled a few years ago. This Kenya coffee has the impression...
リッチな酸味と上品な甘さを楽しめる逸品 約1年ぶりにホンジュラスのコーヒーが登場です。 プラムやゴールデンキウイのような風味が口の中に広がり、甘酸っぱさで心地よく満たされます。 余韻にはラベンダーのような華やかさや中国茶のニュアンス、キャンディの甘やかさが表情を変えるように現れる素晴らしいコーヒーです。 ベラルミノさんは素晴らしいコーヒー農家に生まれ、子供の頃からコーヒー豆を洗ったり、乾燥の手伝いをするなど、父親からよく働くことを教わっていたそうです。 そんな彼は20歳の時に父の農場をいくつか任され、30歳の時に初めて自分の農場を持ちました。 父が遺産としてくれた土地にコーヒーを植え、それ以来コーヒー農家をずっと営んでいます。 7年前、彼はサンタバルバラのラス・フローレスに土地を購入しました。この土地のポテンシャルに注目し、スペシャルティコーヒーの生産を考えていた彼は、兄フアンさんの助けを借りてマイクロロットのスペシャルティコーヒーを作るに至ります。 彼の地域では生産コストが非常に高く、それがコーヒー生産を複雑にしていますが、そんな状況であってもゲイシャやSL28のような品種の栽培にも挑戦しようとしており、彼の向上心の高さが伺えます。 Honduran coffee is back for the first time in about a year. The flavor of plums and...
注目のローカフェインコーヒー 昨年もご紹介したローカフェイン品種のコーヒーを今年もご用意致しました。 品種名は「Aramosa」、通常のコーヒーと比べてカフェインの含有量が1/4となっていることが特徴です。 巨峰のような多汁の果実感やブルーベリーのような風味を持ちつつ、ブラジルらしいチョコレートやナッツの印象もあり、冷めてくるとブランデーのような発酵感がほんのり漂います。 1984年にイナシオ・ウルバンが購入したリオ・ブリジャンテ農園は、1600ヘクタール以上のコーヒー生産に特化したブラジル最大級の農園です。 そのうちの700ヘクタールの農園では、綿花、大豆、トウモロコシ、トマト、豆類などの作物を栽培しています。 コーヒーの生産は、収穫後のチェリーをパティオに薄く敷き詰め15日間かけて乾燥させます。 チェリーの状態を注意深く観察しながら頻繁に攪拌し、機械式ドラム乾燥機でさらに24時間乾燥させます。乾燥後、チェリーは袋詰めされ40日間休ませた後、加工のためにドライミルに運ばれます。 We are offering the low-caffeine coffee we introduced last year again this year. The name of the variety...